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【Blog】中古スマホのサブスクリプションサービス立ち上げ背景

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昨日、中古スマホのサブスクリプションサービスである「Belong月額プラン」をローンチいたしました。

中古スマホのサブスクリプションサービス、『Belong月額プラン』を開始

実は、このBelongを始める前から、こういったサブスクリプションサービスができないかなーってずっと考えており、いろいろな学び、プログラム修正をしながら、昨日のローンチを迎えました。「分離プランを背景とし」みたいな記述をしていますが、実際のところ分離プランなどあまり関係なくて、プレスリリースでは書ききれなかった本当の思いを今日は綴りたいなと思います。

背景

スマホのサブスクリプションサービスを考えついたのは、実はすごい前で2013年のはじめでした。当時何を考えていたかというと、「iPhoneって便利で毎年買い替えができる仕組みがあるといいのになー」と考えていたわけです。

当時の上司に、こういったプログラムってできないのか、どんな方法ならできるのかなど聞いてましたが、そうした間にT-MobileのJump!がはじまり、ファーストペンギンになれないことを知ってがっかりしたのは今でも覚えています。まだ、新卒2年目でしたし、実現するための力、戦略、戦術、どれもが足りてなかったのです。

提案と学び、そしてシリコンバレーでの2年間

とはいえ、そこから1年ぐらいすると自分なりに「このプログラムを実現するために、こうしたことをやればいいのではないか?」という仮説を持てるようになってきて、他の人を巻き込めるようになってきました。実際、提案にも何度かしました。その都度、いろいろな学び、考え方、視点の違いを認識したりもしてました。

同時に、キャリアとメーカーのパワーバランス、キャリアを取り巻くエコシステム、ファイナンスなど、絶妙なバランス感覚の上で成り立っている世界だとも実感しました。

2次流通に価値があるからこういうプログラムが成立する。このアップグレードプログラムは必ず新しい流通の形になると思って、自分の本業の傍ら研究をし続けてました。

そんな中、2016年からシリコンバレーに住むことになるのですが、米国キャリアの考え方、戦略を学べたこともすごい良い経験でしたが、もう一つ良い経験としては、フィンテックという考え方に触れることができました。周りにも恵まれ、自分にいろいろ日本の個人向け金融業界を教えてくれる人たちもいて、シリコンバレーのスタートアップの人達の考え方、目線にも触れられ、「やはりこの業界はチャンスがある」と確信しました。

スマホのアップデート速度の鈍化と、高価格化へ

こうした中、外部環境は変わりつつありました。むかしはiPhone 3Gから3GSは劇的に変わっていたのに、7から8は実質何が変わるのか?みたいな状態になりつつあり、同時にXが出た時はその高価格に驚いたものです。

もともと思っていた、「毎年iPhoneを買い替えたい」という気持ちが自分自身なくなっていたわけです。

さて、どうしたものかと考えた時、「別に新しい端末である必要はなくて、古い端末でも何でもいろいろ使ってみたい」という思いがでてきました。特にPixelの最初の発売は米国に住んでおり、その時すぐに購入して初Androidを経験したわけですが、「全然これでいいじゃん」っていう思いもありましたし、何より「2年縛りなどで、こうしたいろいろなスマホ体験ができないのはもったいない」と感じました。

自分がどんなサービスを作りたいか

そうした中で、 いつでも端末を交換できて、何の縛りもなく、とことん自由なサービスをビジネスにしたいという思いがでてきました。2013年ごろ、考えたプランよりよっぽどビジネス的に実現ができ、またそのノウハウもある状態でした。

Belongを立ち上げたことによって、そのリスクがとれて、実現できる箱ができ、こうしたサービスをローンチできて非常に嬉しく感じています。特に最後まで、サポートしてくれたポケットカード株式会社には深い感謝をしております。

ゴールじゃなくて、始まり

自分がシリコンバレーにいた頃、ある携帯関連のベンチャーのサポートをしていました。その時、そこのCEOとパロアルトのカフェで「携帯流通業界はいまこうなっていて、こういうサービスをやることがチャンスあるはずだ」と6時間議論したのを覚えています。

このサブスクリプションサービスは、その中のあくまで最初の15分に出てきている話で、これから残りの5時間45分で語った世界を実現させていきたいなーと日々感じてます。